中級者.2-11 シナジー その 2

WIXOSS の中級者向け、解説、攻略ページです。
デッキ構築や見直しの幹の部分は書いたので、ここからはデッキ構築における、細かなポイントについて書いていきます。
今回はシナジーについて、その 2 です。
その 2 ではシナジーをどのように組み合わせていくかということを考えてみます。

■そもそもなぜシナジーを考えるのか?
デッキに入れるカードはできる限りシナジーを意識して投入します。

そのカード単体で強い効果を持つカード、そのようなカードをグッドスタッフ (Good Stuff) といいます。
このようなグッドスタッフを中心にデッキ組むやり方もありますが、出来る限りシナジーを意識することが良いと思います。

理由は、シナジーはアドバンテージをもたらすものだからです。
1 + 1 が 3 以上になるカードの組み合わせとしてシナジーがあるとしているので、必然的にアドバンテージが産まれやすくなります。
アドバンテージを積み上げていくと、勝利に近づくと言う話をしましたが、そのアドバンテージを取りやすくするために、シナジーするカードをデッキに組み込むことが基本になります。
ここでいうアドバンテージはハンドやエナの枚数といった量的なものと、ハンド、エナ、場、トラッシュ、といった各領域にあるカードの質、両方を意味しています。


■シナジーの連鎖
そこでどのようにシナジーを組み合わせるかという点について考えてみます。
カード A と B でシナジーがあるというのが基本になりますが、欲を言えば出来る限り多くのそして太い (シナジーの効果が高い・強い) 組み合わせにしたいものです。

シナジー1

例えばこれはカード B はカード A とシナジーして何かしらのアドバンテージを得ている、とします。
カード D も同じくカード C とシナジーをしているとします。
このような組み合わせが基本ですが、これだと B は A とだけ、D は C とだけしかシナジーを産んでいません。
A-B のカードの組み合わせと、C-D の組み合わせに関連性が無く、シナジーが途切れています。
そのため、出来る限りシナジーは次のような形を目指します (欲張ります)。

★リング型 (一部派生つき)
シナジー2

これは A は B の、B は C の、C は D の、D は A のシナジー効果を誘発する関係になっていて、A ~ D
で一巡していることが分かります。また、一部 カード E に対する影響も持っているような関係です。
このようにシナジーの発生が循環するような形を便宜上リング型と記載します。
具体的には、タウィルのハニエル、ミカエル、ナキールン、ムンカルンがすぐに思い浮かぶところだと思います。


★スター型
シナジー3

これはとあるカードを中心に、その中心のカード (ここでは A) が恩恵を与えるか、恩恵を受けるかといったパターンです。
A が恩恵を与える (A から各カード B ~ E に矢印が向かっている) 方は、武勇のノヒメや、18 弾で LOSTORAGE 組にも追加される、ダウンしてデッキトップが指定の種族であればドローできる、バアルや GRB サイクルも当てはまります。怪異やアークゲインの天使へのシナジーも同じ性質ですね。
ノヒメは全てのライズシグニにシナジーを与えていますし、ダウンサイクルのシグニも同様にシナジーの結果として 1 ドローを生み出しています。

周囲の各カード (B ~ E) が中心のカード A に対して恩恵を与えるものとしては、カイヅカやウルバンなどが上がるでしょうか。
カイヅカはトラッシュから場に出るカード (場に出すカード) 全てとシナジーしますし、ウルバンもダブルクラッシュ持ち全般とシナジーします。

もちろん、シナジーの影響を現している矢印の向きは、単方向だけではなく双方向もありますし、リング型とスター型を組み合わせた網の目のようにシナジーしまくるデッキもあります。

ちなみに、このリング型とかスター型といった名前は、私が便宜上言っているだけなので、よろしくお願いしますねw


■シナジーの見つけ方
シナジー その 1 でも書きましたが、シナジーが生み出す効果は基本的には各カードには記載されていません。
開発側が意図的に、このカードとこのカードを組み合わせて使ってね、ということが書いてある、または分かりやすいカードというのはもちろんあります。
が、基本的にはユーザ側が見つけるものです。

そのため、カードとカードの行間 (カード間?) を読む力を身につける必要があります。
行間を読み解くには、各カードの効果を把握するというのがその第一歩ですが、カードの数はひとつの弾あたり 100 枚とすると、今は約 2000 枚程度あることになります。

さすがにこれを全て覚えることは難しいですし、実際私も覚えきっていません。
初めは自分の使っているルリグに関連する色やクラスから覚えていき、少しずつその幅を広げていくのが良いと思います。
そして、そのカードの意図している本質が何かということを考えると、そのカードがどのようなカードを生み出すのかが見えてくると思います。


■ではどのようなシナジーを狙うのか?シナジーを目的化しない
カードゲームにおいてまったくシナジーの無いデッキを作ることのほうが難しいと言えるくらい、シナジーは随所に顔を出してきます。
しかもその方向性や派生が上図で示したとおり、数多あるので、得てしてシナジーを発生させること自体が目的へと摩り替わってしまいがちです。

そもそもとして、戦略の項でも書きましたが、デッキを組むのは、そのバトルなり大会なりで勝つこと (または自分のやりたいことの達成) を目指すと言う大義があります。

戦略はその大義、便宜上バトルへの勝利、の元に練られます。
このように考えると、デッキの組み方として、次のような流れが見えてきます。

(1) 戦略 = デッキコンセプトを決める
(前提:このデッキコンセプトは、達成できればバトルに勝利することが見込めるものである)

(2) そのデッキコンセプトを相手よりも、より早く、より確実に、場合により多く、達成するためにアドバンテージを得る

(3) アドバンテージを生み出す手段 (のひとつ) としてシナジーを活用する

デッキ構築は、こういう (1) ⇒ (2) ⇒ (3) という流れを意識したうえで、"逆算的" にカードを組み込んでいくことになります。
シナジーはあくまで、勝利を得るための中間目標、手段の一つであることを意識してください。

何かしらのシナジーの効果で、相手よりも多く手札が増えたり、エナが増えたりしたとしても、それが結果として勝利につながっていなければ、そのシナジーは目的化してしまっていると言えます。

シナジーは、単なるそれを得るだけではダメで (手段の目的化になってしまっている)、いかに自分の立てた戦略 = デッキコンセプトに貢献するか、長所を伸ばす and/or 弱点を補う、という観点で採用を考える必要があります。
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